毎年の時給アップがモチベーションになる職場を
正社員の場合、労働組合によるベースアップ、通称ベアと呼ばれる基本給の引き上げ要求があり、その結果が働く人たちのモチベーションを左右することはよく知られています。正社員でない人には関係ない話ですが、実際には時給で働くにしても、毎年少しずつでもアップしていく職場で働く方が、モチベーションが上がるのは間違いありません。働き始めた最初の年に比べ、けっこう上がったなあと気づくことにもなるでしょう。そうなれば、また頑張ろうという気持ちが生まれるのが人の心理というものだからです。求人募集の際に昇給ありと書かれていれば、毎年時給アップがあるということになります。面接の際に聞けるものであれば、毎年上がると考えていいでしょうかと尋ねておけば、間違いなく上がりますという返答で安心して働けるでしょう。アップする時期が近付けばうれしくなりますし、その気持ちが仕事にも反映されてやる気につながります。誰か他の人と比べるのではなく自分自身が、一歩ずつ階段を昇っていくように時間給が上がっていくのを実感できることが、時間給で働く人にとって何よりも大事なことです。自分の働き甲斐のために、時給アップが約束された職場を探す必要があります。