時給が割増になる深夜アルバイトのメリット
労働基準法では、午後10時から午前5時までの時間帯に労働をさせる場合、使用者は通常の労働賃金の25%以上の割増賃金を支払わなければいけないと規定されています。この規定はアルバイトの場合であっても適用されるため、この時間帯に働けば、時給に深夜手当がつくので日中の時間帯に働くよりも高収入を期待することができます。ただし、満18歳未満の高校生は深夜の時間帯に働くことはできないので注意しましょう。一般的には、深夜のアルバイトをするために時間の調整がしやすいのは大学生やフリーターなどであるため、実際に働いている人たちも20~30代の若者が多い傾向にあります。代表的な深夜バイトの職種であるコンビニや飲食店などの場合、深夜の時間帯というのは、街中の大きな繁華街にあるようなお店でない限り、お客さんの数は少なくなるのが普通です。そのため、日中のようにせわしく動き回って働かなければいけないようなことはないので、静かで落ち着いた環境の中でマイペースで働くことができます。ただし、お店によっては、深夜の時間帯はスタッフの数も減らされることがあるので、業務の量は変わらないといったケースもあります。それでも余裕はあるほうなので、経験は浅いけれどじっくりと経験を積んでいきたいといった人には向いているでしょう。